いま一体いくらあるの?

確定拠出年金(DC)の運用では定期的な残高チェックが有効です。
今、運用は順調なのか。商品配分(バランス)は問題ないか。
どの商品で利益が出て、どの商品で損失が出ているのか。

これはある程度、自動的に促される仕組みになっています。
年に1回、残高通知が送られてくるからです。
(運営管理機関によっては年2回)

しかし、この残高通知は、データ確定から作成・発送までタイムラグがあるため、現時点の残高を正確に表しているわけではありません。

ウェブサイトでリアルタイムの残高確認が可能

リアルタイムの残高を確認するには、各社が用意しているインターネットの専用サイトが便利です。

定型的な残高通知よりも詳細な情報が見られ、運用利回りも確認しやすくなっていると思います。

ですので、確定拠出年金の運営管理機関(金融機関)を選定する際は、残高通知の回数や、インターネットサービスの使い勝手も考慮すると良いでしょう。

ただし、どんなに良いサービスでも、従業員が使わなければ意味がありません。

従業員が定期的に運用状況を確認するよう、会社がいかに啓蒙するかが重要となるのです。