退職金制度がある会社は、同じ生涯年収でも「手取り」が多くなります。

退職金には非課税枠があり、社会保険料もかからないからです。

ここまで差が出る「手取り」

サラリーマンの生涯年収は、一般的に2億円と言われています。
40年働いて、
①給与・賞与で2億円もらう場合と、
②給与・賞与で1億8千万円、退職金で2千万円の合計2億円もらう場合
この2つのパターンを比較してみましょう。
※勤続40年の場合、退職金2千万円は非課税枠内です

所得税10%・住民税10%・社会保険料15%、計35%として、
本当にざっくり計算します。
(所得控除や復興税は無視します)

すると、2千万円×35%=700万円が浮くことになり、退職金のある②の場合のほうが、本人の手取りが700万円ほど多くなります。
(税:400万円、社会保険料:300万円)

さらに言えば、会社負担分社会保険料も本人と同様に300万円ほど安くなり、会社と本人合わせて1,000万円ほど浮くことになります。

つまり、同じ収入であれば、給与・賞与よりも退職金のほうがお得、ということです。

給与と退職金、同じ「賃金」なら有利なものを

昨今は賃上げが叫ばれていますが、会社が賃金を増やすのであれば、基本給や賞与よりも、退職金のほうが「割りが良い」ことになります。

賃上げの1つの手段として、「退職金」を検討してみてはいかがでしょうか。