マッチング拠出を導入したら

確定拠出年金(DC)にはマッチング拠出という制度があります。

企業がマッチング拠出を採用していれば、従業員は希望により、自分のお金を退職金に上乗せできるのです。

しかし、メリット・デメリットがあります。
会社は、これらを従業員に説明したうえで選択させなければなりません。

メリットについて

メリット1:税制優遇がある
個人の掛金は全額所得控除となり、税金が安くなります。

メリット2:給与天引きで老後資産が貯まる
自分の財布からお金をだして老後資産を貯めるのは困難です。
給与天引きならいつの間にか貯まっています。

メリット3:確定拠出年金用の投資信託で運用できる
確定拠出年金専用の商品で運用できます。
一般の投資信託に比べて手数料が安めのものが多くなっています。

メリット4:運用に興味がわく
自分の退職金とはいえ、会社のお金を運用するのはピンとこない従業員も。
そこに自腹のお金が入れば、運用にも俄然興味がわきます。

デメリットについて

デメリット1:60歳までおろせない
生活が苦しくても緊急のお金が必要でも、原則60歳までは受け取れません。
無理のない金額設定が必要です。
※60歳まで浪費せずに済むため、メリットとも言えます

デメリット2:商品ラインナップ数が限定
確定拠出年金の中での運用となるため、商品も同じものしか選べません。

デメリット3:税額0の場合は税制優遇がない
非居住者や、住宅ローン控除等により税金が0の場合は税制優遇がありません。

簡単にまとめると

特に重要なのは、「税制優遇がある」が、「60歳までもらえない」
ということでしょう。

たくさんお金を出したほうが、税制優遇も大きくなりお得になりますが、60歳までの生活等に支障が出ては問題です。
バランスを考えて金額設定するよう、従業員にはしっかりした説明を行いましょう。