DCの売買は1日1回
確定拠出年金(DC)では、デイトレのような運用はできません。
商品を売り、その代金で別の商品を買う「スイッチング」には時間がかかるからです。
また、投資信託の価格(基準価額)は、1日に1回だけ決まるため、同じ商品について1日に何度も売買を繰り返して儲けることはできません。
スイッチングをすると、次のような流れになります。
(商品A→商品Bにスイッチングする場合)
まず、商品Aが売却されます。
そして3日程で現金化されます。
その現金で、次の商品Bを購入する注文がされます。
また3日程で、商品Bが自分のものになります。
このように、商品の切り替えには一週間ほどかかるのです。
外貨建ての商品が絡むと、もっと時間がかかる場合もあります。
長期投資の目線を忘れずに
確定拠出年金は、長期的に運用するものです。
短期の値動きではなく、長期の経済動向を考える必要があるでしょう。