401k難民とは
中途退職者が、確定拠出年金(DC)の手続きをしないと不利益を被ります。
一部で「401k難民」と呼ばれているようです。
中途退職後、手続きをせずに放置して6カ月経つと、その人の確定拠出の残高は「国民年金基金連合会」というところに自動的に移されてしまいます。
移された後は、利息もなにもつきません。
それどころか、毎月管理手数料が差し引かれ、残高がどんどん減っていきます。
退職時には会社側がきちんと手続きの説明を
毎日新聞によると、このような人たちは40万人にのぼり、残高にして800億円以上だということです。
金額が少額であえて放置している人もいるかもしれませんが、よくわからない・面倒という理由の人が多いと思います。
従業員を401k難民にしないためには、退職時に会社がきちんと説明するかどうかにかかっています。
しっかり「自分のお金」であることを理解してもらいましょう。