人材難の時代

昨今は労働力不足の時代、売り手市場です。

求職・転職者は、当然に複数企業を比較しています。

退職金のある会社とない会社、どちらを選ぶでしょうか?

・・・よほどインパクトのある年収を提示されない限り、退職金のある会社の方でしょう。
同じような労働条件であれば、退職金がない会社は不利になります。

応募者は何を見ているか

労働条件のアピール材料としては、
・休みが多い
・所定労働時間が少ない
・福利厚生、従業員教育が充実     などなど

退職金のあり・なしに勝るインパクトのある労働条件は、年収(給与)くらいです。
それも相当の差がないと、応募者には響きません。

給料が高い会社って・・・

更に言えば、私が応募者ならば、あまり給与が高い会社というのは、
・最初は給与が高いが、その後上がらない
・仕事がキツい
・離職率が高い
・退職金がない=長く働いてもらわなくてよい
このようなことを考えてしまいます。

以上のことから、退職金制度がある会社のほうが、優秀な人材を獲得できる率が高まります。

退職金制度を新規導入する場合に、「完全上乗せ」と「給与賞与額と調整」の方法がありますが、
それについてはまたの機会にお伝えしたいと思います。