社会保険料の対象は決まっている

退職金には社会保険料がかかりません。

社会保険料(健康保険・厚生年金保険・介護保険)
労働保険料(雇用保険・労災保険)

いずれも、退職金は対象にならないと明確に決まっています。

一方、給与や賞与で支払う場合は、保険加入者には原則として保険料がかかってしまいます。

パート従業員と退職金制度

2016年10月からは、パート従業員などにも社会保険加入対象が拡大されました。
(501人以上の企業が対象で、今のところ中小企業等は除外されています)

多くの企業では、パート従業員を退職金制度の対象外としています。
しかし、増加傾向の保険料負担を軽減するためには、パート従業員であっても、
給与・賞与と退職金のバランス変更を考える必要が出てくるのではないでしょうか。