金融機関によって対応が異なる

確定拠出年金(DC)を導入する場合は、金融機関に依頼して加入することになります。

しかし、多くの金融機関では、従業員数が少ない企業は断る場合があるようです。

確定拠出年金は、手数料が少ない割に、導入後も会社や従業員へのきちんとしたフォローが必要で、少人数の企業が相手では儲からないからです。

50人程度であれば、引き受けてくれる金融機関は多いでしょう。

従業員数が少ない場合は、金融機関選定の選択肢が限られます。

しかし、例え1名であっても、引き受けてくれるところはあります。

他企業や商工会議所、社労士など士業の紹介によって、既にある合同型の確定拠出年金に入れてもらう、という手もあります。

少人数企業だからこそ導入を

従業員数が少ないからといって、確定拠出年金をあきらめてしまうのはもったいないと思います。

中小企業でこそ活きるのが確定拠出年金ですので、検討してみてはいかがでしょうか。