マッチング拠出のメリット・デメリットを詳しく!

マッチング拠出を導入したら 確定拠出年金(DC)にはマッチング拠出という制度があります。 企業がマッチング拠出を採用していれば、従業員は希望により、自分のお金を退職金に上乗せできるのです。 しかし、メリット・デメリットがあります。 会社は、これらを従業員に説明したうえで選択させなければなりません。 メリットについて メリット1:税制優遇がある 個人の掛金は全額所得控除となり、税金が安くなります。 メリット2:給与天引きで老後資産が貯まる 自分の財布からお金をだして老後資産を貯めるのは困難です。...

確定拠出年金のマッチング拠出とは?

確定拠出年金(DC)には、マッチング拠出という制度があります。 通常であれば、退職金を積み立てるのは会社です。 これに従業員が自分のお金を給与天引きで「上乗せ」できるのが、マッチング拠出です。 (労使で相談して導入を決める必要があります) 所得控除の大きな効果「税金がうく」 マッチング拠出の1番のメリットは、税制優遇です。 従業員が出した自分のお金は全額「小規模企業共済等掛金控除」という所得控除となります。 所得控除=その金額分の所得が無かった扱いになる つまり、社会保険料と同じ扱いになります。 具体的に考えてみましょう。...

確定拠出年金のもうひとつの税制優遇とは?

売買や配当の利益が非課税 確定拠出年金(DC)は退職金制度の1つで、給与・賞与と異なり税制優遇(拠出時・受け取り時)があります。 しかし、それ以外にもう1つ税制優遇があります。 それは、「運用益非課税」です。 確定拠出年金の運用で得た利益は、非課税なのです。 通常であれば、株式や債券は利益の20%の税金がかかります。(復興税を除く) 確定拠出年金では、その税金分、まるまる次の運用に回せるのです。 毎年一定の利益が出るとすれば、税制優遇効果と相まって雪だるま式に効果は大きくなっていきます。...

投資教育って何をすれば良い?

投資教育の方法はいろいろ 会社は、確定拠出年金(DC)の導入時に投資教育を行います。 また、導入後も「継続教育」といって、従業員に対する教育が会社の義務となっています。 しかし、教育といっても一体どのようにすれば良いのでしょうか。 代表的な方法は次のとおりです。 ・対面型セミナー ・動画、DVD ・紙媒体(書面、社内報) ・eラーニング 対面型セミナーは、講師を呼んで行います。 対面のため、従業員の満足度が高いのが特長です。 動画・DVDは、セミナーのように従業員を一度に集めなくても良いのが利点です。...

確定拠出年金で会社が払うランニングコストは?

チェックすべきコスト 確定拠出年金(DC)の導入には、コストがかかります。 主に次のような料金体系が多いと思います。※一例です (導入時のみ) ・導入手数料 (導入後) ・会社手数料(会社数×単価) ・加入者手数料(加入者数×単価) ・資産管理手数料 (資産残高×単価) 以上の手数料は、すべて会社負担です。 導入時に、だいたいどれくらいのコストがかかるのか必ずシミュレーションしましょう。 しかし、「資産管理手数料」については、予想以上に上下する恐れがあります。...

従業員数が少なくても確定拠出年金は導入できる?

金融機関によって対応が異なる 確定拠出年金(DC)を導入する場合は、金融機関に依頼して加入することになります。 しかし、多くの金融機関では、従業員数が少ない企業は断る場合があるようです。 確定拠出年金は、手数料が少ない割に、導入後も会社や従業員へのきちんとしたフォローが必要で、少人数の企業が相手では儲からないからです。 50人程度であれば、引き受けてくれる金融機関は多いでしょう。 従業員数が少ない場合は、金融機関選定の選択肢が限られます。 しかし、例え1名であっても、引き受けてくれるところはあります。...